わたしたちの心は、
・わかっている意識【表面意識】と
・気づいていない意識【無意識】
のふたつの領域でできています。
【表面意識】の役割は、意識に上ってきたことや外側からの情報を処理すること。
いわゆる、「考える」役割です。
そして、その考えを評価したり、結論づけたりします。
その結果、「こうしよう」と意思決定するのも表面意識の力です。
【無意識】の役割は、すべての記憶を保存すること、
記憶を元に想像すること、情動(感情)を発動することです。
生まれてからこれまでの間に、感じたことや考えたことも全部保存してあり、とても強く感じたことは、「真実」として信じ込んでいます。
(時には、過去世の記憶も含まれていることがあります)
このふたつの割合は、
【表面意識】が10%未満 【無意識】のが90%以上といわれています。
つまり圧倒的に【無意識】のパワーがまさっているので、両者が綱引きすれば、無意識の方が必ず勝つのです。
どれほどよく考え、強く意思の力を持っても、それが無意識にある「信じていること」や「強く感じていること」反していれば、考えどおりに物事は進みません。
心が安定し、思い通りに楽しく毎日を過ごしていくためには、【無意識】の応援体制が欠かせないことなのです。
けれども、普段生活している中では、表面意識と無意識には隔たりがあるので、くわしくその世界を覗くことはできません。
わたしたちは、自分自身を動かしている90%以上の力を持つパワフルな世界を知らずに過ごしているのです。
ヒプノセラピーは、気持ちよくリラックスすることで、
表面意識と無意識を隔てている「自我の門番」(クリティカル・ファカルティー)と呼ばれる機能を休ませてあげます。
そして、無意識の中にある、さまざまな記憶や信じ込み、隠された想いを見つめ直していきます。
心を癒すこと、
問題の原因や発端が何なのか答えを知ること、
あるがままの本来の自分の姿を発見すること、
不要な思い込みを外し、なりたい自分になっていくこと、
人生の目的や志命に気づくこと、
どれも可能にしてくれる安全で安心な唯一のセラピーがヒプノセラピーなのです。
ヒプノセラピーで潜在意識からのたくさんの贈りものを受けとりましょう!
日常ではあまり体験することのない、高い質を持ったリラクセーションが自然に起こります。
催眠(瞑想)をくり返していくうちにリラックスの度合いも深まっていきます。
無意識がリラクセーションの起こし方を学び、それを雪だるま式に深化させていくため、セラピーにおけるさまざまな気づきや想像力、創造力も比例して高まっていきます。
つまり、セッションを体験すればするほどよりよい状態が創られていくのです。
自らが進んで参加する意識を芽生えさせ、育てることができます。
それは、セラピーに対する意識に留まらず、人生そのものに対しても「自分自身が人生のマスター(主人)である」と考えるようになり、自信が身につきあらゆることに対して能動的で主体的なスタンスを取るようになります。
リラックスすればするほど集中力がアップします。
それは、リラックスすることにより意識がクリアーになり、雑念が生じなくなっていくからです。
直感力、直観力に磨きがかかり、本当の意味での自己分析が冷静に行えるようになります。
無意識の最大の力である想像力を創造力につなげ、本当の意味で「考える」ことができ、望ましい状態を創りだすことができるようになります。
抑圧され続けてきた防衛・戦闘感情をゆるやかに表出させることができます。
それらの感情を受け容れることでカタルシス(感情の浄化)が起こり、抑圧が終了し、自己信頼と安心感が自然に生まれてきます。
過去の体験を検証し学びなおすことで、本来の自分自身にもっともふさわしい考え方や感情のあり方、行動を選ぶことができるようになります。
また、どのようなパーソナリティーを付け加え育てていけば良いかが客観的に分かり、意識的に自分をトレーニングしていくこともできます。
本当の自分の価値をあるがままに認めながら、自信を育て、自分らしい生き方が自然にできるようになります。
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